受注残 ・ 計算と管理

受注残とは?計算方法と、Excelで合わなくなる理由【製造業】

SlideUp ・ 最終更新 2026-06-28

受注残とは何か、その計算方法(受注金額−検収済み)を例つきで解説。製造業で受注残がExcelだと合わなくなる原因と、ステータス×案件で受注残・月次売上を自動で出す方法までを整理します。

受注残とは──「受注したけれど、まだ検収が終わっていない金額」

受注残とは、すでに受注しているのに、まだ納品・検収が完了していない案件の金額のことです。受注はしたが売上にはまだ計上できない、いわば「これから売上になる予定の金額」を指します。受注残高(じゅちゅうざんだか)とも呼ばれます。

製造業では、受注してから納品・検収までに時間がかかるため、いま受注残をどれだけ抱えているかが、先々の売上の見通しそのものになります。「今月の受注残はいくら?」にすぐ答えられれば来月以降の着地が読めますが、ここが曖昧だと、忙しいのに利益が見えない・先の売上が読めない状態になりがちです。

受注残の計算方法

受注残の基本式はシンプルです。

受注残 = 受注金額の合計 − 検収済み(売上計上済み)金額の合計

受注した案件の金額を足し合わせ、そのうちすでに検収が終わって売上に立った分を引けば、残りが受注残です。簡単な例で見てみます。

案件受注金額検収状況受注残
A社 ブラケット加工200万円検収済み0円
B社 シャフト製作150万円未検収150万円
C社 フレーム溶接300万円未検収300万円
合計650万円検収済み 200万円450万円

受注合計650万円のうち、検収が済んだのは200万円。残る450万円が受注残=これから売上になる予定の金額です。案件ごとに「受注金額」と「検収が済んだかどうか」を持っていれば、受注残は引き算で出せます。問題は、案件が増えるほどこの引き算を Excel で正確に保つのが難しくなることです。

なぜExcelだと受注残が合わなくなるのか

受注残を Excel の受注一覧で管理しようとすると、次のような理由でだんだん数字が合わなくなります。

これは担当者の問題ではなく、受注残という「動き続ける差分」を、手作業の集計で追いかけていることの限界です。

「ステータス × 案件」で持てば受注残は自動で出る

受注残を毎回集計し直さずに出すコツは、案件を 引き合い・受注・納品済み・失注 の4ステータスで持ち、金額と検収月を案件にひも付けておくことです。こうすると、こう変わります。

案件ごとに「ステータス・金額・検収月」さえ持っておけば、受注残も、検収月で並べた月次売上も、毎回集計し直さなくても出せます。これは考え方なので自分の Excel でも応用できますが、それを入力したそばから自動で出すのは Excel では一気に難しくなります。

受注残と月次売上を自動で出す受注管理ソフト

SlideUp の ORDER は、まさにこの「ステータス × 案件」を実装した製造業向けの受注管理アプリです。引き合いから検収までを4ステージのパイプラインで管理し、ダッシュボードに受注残の合計を自動表示。案件を受注に進めて検収月を入れると、その分が受注残から外れて月次売上に乗ります。月次売上は検収月ベースで自動集計され、案件一覧も集計も CSV に書き出せます。

ORDER は ブラウザだけで動く単一 HTML アプリです。インストールもサーバ契約も不要で、完全オフライン。受注金額や取引先といった社外秘のデータは外に出ません。買い切りで、サブスクもありません。

引き合いから検収まで、受注残と月次売上が自動で出る様子は、実際の画面で見るのが早いです。▶ ORDER の解説動画を見る(YouTube・6分14秒)

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