内示 ・ 受注の違い

内示と受注の違いとは?Excelで管理が崩れる原因と整理の仕方【製造業】

SlideUp ・ 最終更新 2026-08-21

内示(フォーキャスト)と確定受注の違いを整理。BtoB量産系の製造業でこの2つを同じExcelシートで管理すると崩れる理由と、内示を受注残に混ぜずに扱う3つのポイントを解説。

→ 実際の受注画面を見る:サンプル入りの ORDER をブラウザで開く(登録不要・DL不要)

内示とは何か──「まだ確定していない受注」

自動車・電機系の量産部品を扱う製造業では、取引先から内示(ないじ)と呼ばれる数量予測が定期的に届きます。「◯月にだいたいこれくらい発注する見込み」という事前情報で、正式な発注書(確定受注)とは別物です。内示は納期に向けた材料手配・生産計画の準備に使われますが、あくまで予測であり、直前まで数量が変動することも珍しくありません。

問題は、この「内示」と「確定受注」を同じ受注管理表で扱おうとしたときに起きます。

内示と受注を混ぜて管理すると起きる問題

これは実務の運用が悪いのではなく、性質の違う2つの数字(予測と確定)を1つの表・1つの合計に押し込めていることが原因です。受注残を正しく出そうとするなら、まずこの2つを分ける必要があります。

内示と受注、扱いを分ける3つのポイント

1. ステータスを明確に分ける

「内示」「引き合い」「受注(確定)」「納品済み」のように、案件の状態をステータスとして持ちます。内示はあくまで内示のステータスのまま管理し、確定受注の集計に混ぜません。

2. 内示は受注残に含めない

受注残(受注金額−検収済み金額)は「確定した約束」を対象にする数字です。内示を受注残に含めると、まだ確定していない金額を既に約束された売上のように見せてしまい、資金繰りや生産計画の判断を誤らせます。

3. 内示→確定の切り替えを1件ずつ記録する

内示が確定受注に切り替わった日付を、案件ごとに記録します。「いつ内示が確定に変わったか」が残っていれば、リードタイムの実績や、内示から確定への転換率も後から振り返れるようになります。

内示を確定受注の欄に上書きしていく運用は、切り替わった瞬間の記録が残らず、あとで「あの案件、いつから確定だったか」を誰も答えられなくなります。内示と確定は、別のステータスとして最初から分けておくのが結局いちばん早い道です。

完全オフラインの受注管理という選択肢

SlideUp の ORDER は、引き合い・受注・納品済み・失注の4ステージで案件を管理する受注管理ソフトです。内示段階の案件は「引き合い」ステージで管理し、正式発注が来たタイミングで「受注」ステージへ切り替えるだけで、確定受注の受注残・月次売上の集計から内示分を自然に除外できます。切り替えの記録も案件データに残るため、あとから経緯を追うこともできます。

受注残そのものの計算方法は「受注残とは?Excelで合わなくなる原因と直し方」で詳しく整理しています。受注管理ソフトの選び方全般は「製造業の受注管理ソフトはどう選ぶ?」も参考にしてください。

ORDER をブラウザでそのまま試す

内示と確定受注を分けて管理できるかどうかは、実際に案件を1件登録してみるのが一番早い確認方法です。インストール不要・完全オフライン・買い切り。ダウンロードや登録をせずに、ブラウザでそのまま動きを確かめられます。

ブラウザ体験デモはサンプルデータ入りで、クリックするとそのまま開きます(登録・ダウンロード不要/入力内容はお使いのブラウザ内にのみ保存)。配布中の体験版と中身は同一です。体験版は全機能を試せる件数制限版・製品版とデータ完全分離・買い切り(サブスクなし)・完全オフライン。推奨ブラウザ:Edge / Chrome。お使いになったら ご意見アンケート(匿名・1〜2分) にご協力ください。

掲載実績:窓の杜 で紹介 / Vector ソフトライブラリ で配布中